フィアット
2007年に完全復活したアバルトは同年に復活を果たしたフィアット・500を格好の素材とし、新たな発展を遂げてきた。アバルト595について、車種構成やカルロ・アバルト氏の価値観などを交え、雑多にご紹介してみたい。
内燃機関を動力に用いた自動車が大きく発展途上にあったのは1980年代中盤までであった。その時代に開発に携わった技術者たちの列伝は興味深い。それでは、フィアット・500の先代に当たるヌォーヴァ 500の生みの親であるダンテ・ジアコーサ氏をご紹介しよう。
フィアット・500(チンクエチェント)の魅力を目いっぱい引き出せるのが、0・9LツインエアのエンジンとMTミッションの組み合わせだ。待望の仕様で限定車「500S Manuale(マヌアーレ)」が100台限定で2018年6月9日に発売された。その全貌をお伝えしたい。
2018年5月21日にフィアット・500の60周年記念車である「500C 60th(チンクエチェント・シー・シックスティース)」が、全国限定50台で発売された。この限定車を評するとともに、切っても切れない60年前のヌォーヴァ 500の移り変わりを振り返りたい。
アルファロメオ初のクロスオーバーSUVであるステルヴィオが2018年6月25日に国内発売となる。月並みなせりふだが「お前もか」である。クロスオーバーSUVながら舗装路での走りに注力したステルヴィオ。その特徴を「SUV感」とともにご紹介したい。
2017年6月にドイツ・ベルリンで発表された6代目新型ポロが、2018年3月20日に日本でも販売を開始した。愛嬌(あいきょう)のある小型車であるFIAT 500にも通ずる印象を持っていたポロ。しかし、今回は少しばかり勝手が違うようだ。
国産車には最小の自動車枠として軽自動車があるが、欧州でこれに相当するのが「Aセグメント」ことスモールカーである。イタリア発FIAT 500については度々触れてきたが、今回はドイツのAセグメント「スマート・フォーフォー」に話題を集め、比較をしてみたい。
2018年2月8日にFIAT 500米国仕様の2018年モデルが発表された。これまでABARTH(アバルト)の特権だった1・4Lターボエンジンが、最廉価のPopを含む全車に採用されたのが最大の特徴だ。これは全面改良への布石を意味するのか考察してみたい。
新型ホンダ・N-BOX(エヌボックス)が再び好調な売れ行きだ。今や国内で一番人気である。一方、FIAT 500(フィアット チンクエチェント)も2017年は過去最大の販売台数を記録したそうだ。「国民車」という共通点があるN-BOXとFIAT 500を比較しよう。
MT車は国内で100台中1台程度しか売れていないご時世。しかし、FIAT 500SやAbarth(アバルト)、スズキ・スイフトスポーツ、スバル・WRX STIなど、楽しそうなMT車も健在だ。MT車に興味はあるが、踏み出せない。そんな方々に楽しみ方の基本をご紹介したい。
2007年に先代のNUOVA(ヌォーヴァ)500登場50周年を記念して復活したFIAT 500。早くもそれから10年が経過し、新型FIAT 500発売の情報が海外でちらほら聞かれ出した。今回は新型FIAT 500について、予想も交えながら最新情報をお伝えしたい。
2006年に現行のFIAT 500が販売を開始した。そして、2013年8月にはエンジンの代わりにバッテリーとモーターを搭載したEV仕様のFIAT 500も加わっている。この仕様は「FIAT 500e」と名付けられ、米国カリフォルニアとオレゴン限定で販売されている特異な存在だ。
2014年にスイスで行われたジュネーブ・モーターショーでお披露目された3代目トゥインゴ。日本国内へも2016年7月に正式導入された。過去にイタリアのFIAT 500を度々ご紹介したが、これに負けず劣らずの個性を放つトゥインゴの魅力を改めて見てみたいと思う。
FIAT Pandaは2011年に現行型の3代目が登場した。日本向けには0・9Lツインエア+デュアロジック+FFの「Easy」が通常販売されている。Pandaは4WDが代名詞となっていたが、久々に限定車「Panda 4×4」が発売された。このPanda 4×4について改めてご紹介したい。
「ジープ」は誰もが外観を想起できる普遍性を持っている。そのジープの子孫として「ジープ・レネゲード」が2015年7月、日本市場にも投入された。原点から70年以上を経た今、ジープがどのように息づいているのかに迫ってみたい。
現行のFIAT 500に搭載されるトランスミッションは、全車オートマチックの設定である。一にデザイン、二にツインエアと国産車にはない特徴を持つFIAT 500だ。その三番目の特徴とも言える「デュアロジックトランスミッション」にスポットライトを当ててみたい。
1886年、日本が明治の時代だったころに自動車の原型は生まれた。その後、二度の大戦とオイルショックなどを体験した。その苦難からはい上がるために大きな功績を残した名車たち。その2世、3世として現代にいぶくFIAT 500とBMW・MINIの変遷を見比べてみたい。
FIAT 500の原型になったNUOVA 500の誕生は1957年である。わずか4年後の1961年にスバル・サンバーは誕生した。それから、2012年までの51年もの間、幅広く愛され活躍した名車である。NUOVA 500との意外な接点も交えて、サンバーを振り返ってみたい。
FIAT 500は発売から10周年を迎えた。2016年の小規模な変更を除き、初志貫徹してきた骨のある車種だ。それに対抗し得る新車の国産車は、20年ぶりの全面刷新のうわさが立つスズキ・ジムニーをおいて他にないだろう。そこで今回は、この2車を比較してみたい。
2017年2月の変更で、アバルト 500からアバルト 595へと呼称が変更され、全て「アバルト 595」に一本化された。FIAT 500との差別化がより鮮明になったが、その中でも最も人気のアバルト 595 コンペティツィオーネについて、個人的な見解を述べてみたい。
日本の町中でもよく見掛けるようになったFIAT 500。それもそのはず、現行型が日本で販売開始されてから、はや9年がたつのである。国内累計4万台が販売されたFIAT 500に、10周年記念車「スーパーポップ 10th アニバーサリー」が2017年8月26日に売り出される。
おしゃれなFIAT 500だが、取りえはそれだけではない。往年の「アバルト」の看板を引っ提げて、走りに徹した派生車種がある。それらは「アバルト 595」と称される。2017年2月の一部変更を受け、グレード構成も明快になったアバルト 595についてお伝えしたい。
今年で誕生から10年を迎えたFIAT 500。魅力的で楽しい車だけに、諸種の切り口で試乗報告や感想などがウェブサイト上にはわんさとある。今回はそれらと一線を画して、独自の視点を織り交ぜつつ、FIAT 500の「長短」について改めて触れてみたい。
日本国内での販売が始まって以来、FIAT 500には幾多の限定車や特別仕様車が用意されてきた。その中から、2017年5月に150台限定で発売された「500 Navigation Package」を取り上げてみたい。ご参考になるよう、歯に衣(きぬ)着せぬ物言いでお伝えしたい。
FIATジャパンが取り扱う車種の中に、FIAT 500と似通った表情のFIAT 500Xがある。「アウトドアも楽しめるコンパクトSUV」とうたい文句が沿えられている。しかし、FIAT 500とは似て非なる車種と言い切れる。FIAT 500Xとは果たして何者なのかに迫ってみたい。
FIAT 500には屋根を開閉することができるキャンバストップのFIAT 500Cも設定されている。若干値が張るのだが、伸びやかな雰囲気と青空の対比は相当に魅力的だ。限定発売のFIAT 500C Ivory Topにも当てはまるキャンバストップについてご案内したい。
FIAT 500 ツインエア POPにマニュアルトランスミッション搭載モデルが投入された。現在は正規の日本向けFIAT 500は全てオートマチック車なので、今回は、限定車ではあるが、このありがたい存在のMTモデルFIAT 500S Plus(プラス)についてご紹介する。
日本ではFIAT 500の扱いと比較してPanda(パンダ)は隅へ追いやられている感がある。PandaとFIAT 500は近似した外寸で、エンジンもツインエアを登載している。本場イタリアではFIAT 500をもしのぐ人気だ。この謎めいたPandaについてご紹介したい。
日本でもおなじみとなった現行FIAT 500はおしゃれさが売りだが、この車は本来コンパクトな庶民の足、大衆車である。そこで、サイズ的に一番近く、設計的にも国産コンパクトの王道といえるトヨタ・パッソとダイハツ・ブーンをFIAT 500とはかりに掛けてみたい。
かわいくも格好いい、多彩な魅力のイタリアンスモールFIAT 500。日本の街を走るようになって、もう10年近くがたつ。いまだに色あせないが、果たしてその走りはどんなものか。「FIAT 500の1・2Lエンジンは高速道路がつらい」なるうわさも含め、検証してみる。