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先代ヌォーヴァの変遷と「フィアット・500C 60th」の評価

斜め前方から見たツートンカラーのフィアット・500C 60th

2018年5月21日にフィアット・500の60周年記念車である「500C 60th(チンクエチェント・シー・シックスティース)」が、全国限定50台で発売された。この限定車を評するとともに、切っても切れない60年前のヌォーヴァ 500の移り変わりを振り返りたい。

2018年6月23日:用字用語の整理。

大きく乗用車化されたヌォーヴァ 500

ヌォーヴァ 500の機械装置

現行フィアット・500は先代ヌォーヴァ 500を現代に再現した車種である。日本人の間ではアニメ*1「ルパン三世」の愛車としての印象が特に強いヌォーヴァ 500である。2008年に東京で行われたフィアット・500日本市場発表会では、「この人抜きにフィアット・500を語れない」とばかりにルパン三世の原作者のモンキー・パンチ氏も招かれたので殊更であろう。

ヌォーヴァ 500は1957年~1975年に計389万台が製造販売された。この時代を迎える前、イタリア*2ではスクーター*3が庶民の足となっていた。このスクーターから4輪車への乗り換えをもくろんだのがヌォーヴァ 500であった。

余談になるが、この展開は日本の高度成長*4とも類似している。わずか1年違いの1958年に発売された当時のスバル・360も、同社のスクーター「ラビット」を2台横並びにした形態を原型として開発が進められた経緯がある。「ヌォーヴァ」とはイタリア語で「新しい」を意味する言葉で、1936年から1955年の初代500「トポリーノ」に続く「新型」とする意味合いから命名されている。

トポリーノは当節の目線で捉えるとチャップリン*5の映画にも登場するようなクラシックカー*6そのものである。車体ははしご型フレーム*7を持つ*8駆動の基本構成に、569cc*9水冷4気筒サイドバルブ*10エンジンに前輪独立懸架など、当時としてはぜいたくな内容だった。

1957年に登場した2代目500こと「ヌォーヴァ 500」は、その基本構成を含め、トポリーノから懸け離れる設計となっている。はしご型フレームに代わり、モノコックボディー*11を採用。駆動方式も初代フォルクスワーゲン*12・ビートルと同様のRR*13とされた。前輪はリーフスプリングを1本横置きに配置した簡易独立懸架的なサスペンション*14、後輪は独立懸架のスイング*15アクスル*16式が採用された。ブレーキ*17は前後ドラム*18式で、トランスミッション*19は4速マニュアル*20のみを設定した。簡素な構造ではあるが、現代の車にも通じる「乗用車化」がしっかりとなされたのがヌォーヴァ 500であった。

ただし、ヌォーヴァ 500を設計・デザイン*21したダンテ・ジアコーサ氏によると、ヌォーヴァ 500に与えたエンジンだけは屈辱的だったそうである。元々ヌォーヴァ 500を発売する2年前にフィアット・600(セイチェント)が発売されており、こちらがジアコーサ氏にとっての本流であった。フィアット・600には633cc水冷4気筒OHV*22エンジンが搭載されたが、ヌォーヴァ 500は479cc空冷2気筒OHVに換装された。この原価の切り下げ一辺倒なところが、ジアコーサ氏の理想と乖離(かいり)していたのだろう。ところが、企業戦略としてヌォーヴァ 500の登場は大成功を収めることになったのだ。

ヌォーヴァ 500の車種構成

側方から見たツートンカラーのフィアット・600 ムルティプラ

時折ミニとミニクーパーが混同されるように、ヌォーヴァ 500も「誤った一くくり」にされてしまうことがある。しかし、フィアット・600にはじまり、ヌォーヴァ 500がその廉価版として発売されて以降、年々改良がなされて進化してきた。

ここで簡単な年表を作成してご紹介したい。さまざまな資料から寄せ集めたので、馬力表示の単位が異なっていた。そのため、1PS*23≒0.98632HPで計算し、小数点第二位を四捨五入した数字を記載している。

名称 年代 特記事項
フィアット・600 1955~1969 633cc OHV水冷4気筒エンジン、最高速95km / h
フィアット・600 1955~1969 767cc OHV水冷4気筒エンジン、最高速110km / h
ヌォーヴァ 500 1957~1961 479cc OHV空冷2気筒エンジン、12.8PS、最高速85km / h
ヌォーヴァ 500 Sport 1958~1960 499.5cc OHV空冷2気筒エンジン、21.5PS、最高速105km / h
500D 1960~1965 499cc OHV空冷2気筒エンジン、16.8PS、ヌォーヴァ 500改良版
500F 1965~1968 D型改良版、最高速120km / h
500L 1968~1972 F型改良版
500R 1971~1975 後継車フィアット・126と同じ594cc OHVエンジン搭載、22.7PS

フィアット・600と後継ヌォーヴァ 500であるが、似通った雰囲気を醸し出すものの、実はヌォーヴァ 500の方が外寸も一回り小さくつくられている。

フィアット・600とヌォーヴァ 500の外寸(小数点第二位を四捨五入)

  1. フィアット・600 全長2.97m × 全幅1.32m × 全高1.32m
  2. ヌォーヴァ 500 全長3.23m × 全幅1.38m × 全高1.41m

上記は標準ボディー車の大きさの移り変わりだが、その他にもロングボディー車である「500 ジャルディニエラ」や「500 フルゴンチーノ」があった。また、ヘッドライト*24が無ければ前後ろ分からないような、かわらしい6人モデル*25「600 ムルティプラ」などの派生車種も豊富に存在していた。

60周年限定車「フィアット・500C 60th(チンクエチェント・シー・シックスティース)」

斜め後方から見たフィアット・500C 60th

2018年5月21日にFCAジャパン社から60周年限定車「フィアット・500C 60th(チンクエチェント・シー・シックスティース)」が発売された。これは1957年のヌォーヴァ 500から、60周年を記念しての限定車である。フィアット・500の日本国内発売は2008年のことであり、現代の車種としては感動させてくれる要素があるゆえ、その魅力は消えうせてはいない。

「フィアット・500C 60th」の特徴は以下のようになる。

  1. 1950年代の人気色だったアイスホワイト&アイボリー*26のツートーン*27外装色
  2. ボンネット*28上のクロム*29ライン*30、ドアミラー*31ハウジング*32のクローム加工
  3. 専用サイドライン*33(赤、白、灰色)
  4. ボルドー*34カラー*35が入った専用インパネ*36、専用レザー*37シート*38、専用フロア*39マット*40
  5. フィアットビンテージ*41ロゴ*42(フロント*43、リア*44、ステアリングホイール*45
  6. Bピラー*46の60thロゴ
  7. 60thロゴ入りアルミ*47プレート*48(車内)、専用キックプレート(サイドシル部)

全てデザイン上の専用装備となっており、構造面に手は加えられていない。「フィアット・500C 60th」の原型はキャンバストップの付いた「フィアット・500C 1・2 ポップ」であり、設定されるトランスミッションもセミ*49AT*50のデュアロジックのみとなっている。

標準車が消費税込み257万1000円のところ、「フィアット・500C 60th」は284万400円となっており、26万9400円高い価格設定だ。ツートーン塗装をはじめとして、従来の限定車にもなかった特別感はあるので、「独特さ」を主張するには持って来いの一台となりそうだ。

しかし、個人的所感としては、やはりフィアット・500の不動の持ち味はツインエアエンジンで完結される。すなわち、あと600円だけ上乗せして「フィアット・500C ツインエア・ラウンジ」の284万1000円に食指が動くのである。

まとめ

港に停車するフィアット・500 ジャルディニエラ -

「フィアット・500C 60th」の登場を機会に、先代ヌォーヴァ 500について再認識できた。ヌォーヴァ 500は「名車」にふさわしいものを堅持していると改めて感じられた。設計者であったジアコーサ氏からすると、満を持したフィアット・600よりも、安価を主眼としたヌォーヴァ 500の方が継承されているのは不本意であろう。しかし、先代型は洗練されたエンジンよりも騒音や振動さえも「長所」に変換して走らせた方が気分が高まる。

「フィアット・500C 60th」については特別な演出はされているが、ヌォーヴァ 500をありありと思い浮かべられるまでには至っていない。1・2L*51のSOHC4気筒エンジンを搭載して着飾っているあたり、さしずめフィアット・600寄りの気がしないでもない。本国のイタリア人の視点からだと若干見解が異なるかもしれないが。

昨今の世界における消費者は自動車の外観や内装のみに着眼し、購入対象を決定する傾向があるようだ。それをさらに後押しするのが「ブランド力」で、認知度の高さや周囲の根拠無き評価になびく嫌いがある。芸能人がメディアを介して推すレストラン*52に行列ができるのと酷似した心理のはずだ。

そういった価値観の下からもフィアット・500の60周年記念車は重要性と意義を宿して世に放たれたものではない。つまり、数あるフィアット・500限定車の一つに過ぎないと評さざるを得ないのだ。しかし、既にフィアット・500の購入を検討しており、限定車の色味に愛着を覚えたのなら極上の選択になるに違いない。

間もなくフル*53モデルチェンジ*54がうわさされているフィアット・500。これまで以上に車としての持ち味を高めた「本物」であってほしい。

フィアット・500のこれからを待ち受ける明暗。進むことと戻ること「二つの風」が吹いている。

(出典:Fiat Chrysler Automobiles

*1:【animation】少しずつ動かした人形、または少しずつ変化させて描いた一連の絵などを一こまごとに撮影し、これを連続映写して動きの感覚を与える映画・テレビ技法。漫画・劇画映画・テレビ番組の制作に使用。また、その映画・テレビ番組。動画。アニメーション。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*2:【Italia・伊太利】ヨーロッパの南部、地中海に突出した長靴形の半島およびシチリア・サルデーニャその他の諸島から成る共和国。面積30万2000平方キロメートル。人口5943万4千(2011)。ローマ時代以来、ギリシアとともに西洋文明の源流をなした。中世以降、諸州・諸都市が分立したが、1861年イタリア王国成立。1922年以後、ムッソリーニを首領とするファシスト党が独裁。36年エチオピア併合以来帝国と称し、ドイツ・日本と三国同盟を結んで第二次大戦に参加、43年降服、内戦とレジスタンスを経て46年より共和制。宗教は主にカトリック。首都ローマ。イタリー。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*3:【scooter】小型オートバイの一種。自動変速装置を有し、車体にまたがらず、脚を揃えて乗れる形式のもの。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*4:急激な経済成長。特に1955~73年の時期の日本経済をいう。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*5:【Charles Chaplin】映画俳優・監督。ロンドン生れ。哀調をたたえた滑稽味をもつ独特のしぐさと扮装で、弱者・貧者の悲哀と現代西欧社会の不平等への怒りを表現。作「黄金狂時代」「街の灯」「モダン‐タイムス」「ライムライト」など。(1889~1977)/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*6:【classic car】古い型の自動車。特に、古典的名車。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*7:【frame】自転車・自動車などの車体枠。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*8:【FR】(front engine rear drive)自動車で、車体前部にエンジンを置き、後輪を駆動する方式。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*9:(cubic centimetre)立方センチメートルを表す記号。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*10:【sidevalve】バルブをシリンダーの側方に配置した往復機関の形式。また、その弁。側弁。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*11:【monocoque body】自動車などの,車体とフレームとが一体化した構造。フレームレス-ボディー。単体構造。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*12:【Volkswagen】(「国民車」の意)ドイツ自動車メーカー。ヨーロッパ最大。ヒトラーの国民車構想により設立。1938年に現社名。「かぶと虫(ビートル)」の単一車種生産で有名。半官半民の会社だったが、88年完全民営化。現在は多車種化・多国籍化している。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*13:【和製語rear-engine, rear-drive】後部エンジン後輪駆動。自動車の後部に搭載したエンジンによる後輪駆動方式。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*14:【suspension】車輪に車体を載せ付ける装置。路面の凹凸を吸収し、車体の安定性、乗り心地をよくする。懸架装置。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*15:【swing】振り動かすこと。大きく揺れ動くこと。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*16:【axle】車輪の心棒。車軸。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*17:【brake】車両その他機械装置の速度・回転速度などを抑えるための装置。手動ブレーキ・真空ブレーキ・空気ブレーキなどがある。制動機。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*18:【drum】機械で円筒形の胴部分。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*19:【transmission gear】自動車などの変速装置のギア。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*20:変速装置が手動式の自動車。MT車。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*21:【design】意匠計画。製品の材質・機能および美的造形性などの諸要素と、技術・生産・消費面からの各種の要求を検討・調整する総合的造形計画。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*22:【overhead valve】頭上弁式。自動車のシリンダーに付いている吸入排気弁の配置の一方式。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*23:(Pferdestärke(ドイツ))(horsepower)動力(仕事率)の実用単位。1秒当り75重量キログラム‐メートルの仕事率を1仏馬力といい、735.5ワットに相当する。記号 PS 1秒当り550フート‐ポンドを1英馬力(746ワット)という。記号 HP,㏋,hp 日本では1999年以来仏馬力だけが特殊用途にかぎって法的に認められている。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*24:【headlight】電車・自動車・艦船などの前部につけて前方を照らす明り。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*25:【model】型。型式(かたしき)。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*26:【ivory】象牙色。薄クリーム色。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*27:(和製語 two-tone colo(u)r)調和する2色を組み合わせた配色。ツートン‐カラー。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*28:【bonnet】自動車の前部の機関部のおおい。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*29:【Chrom(ドイツ)】(ギリシア語の chrōma(色)から)鉄族の金属元素の一種。元素記号 Cr 原子番号24。原子量52.00。主要な鉱石はクロム鉄鉱。スズに似た銀白色の硬い金属。大気中で錆(さび)を生じず、塩酸および硫酸に溶解する。強磁性。6価の化合物は有毒。ニクロム・クロム鋼・ニッケル‐クロム鋼をはじめ、多くの有用合金を作るのに用い、錆止めのためのクロム鍍金(めっき)も広く行われる。クローム。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*30:【line】線。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*31:【door mirror】自動車のドアに付けられた後方確認用の鏡。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*32:【housing】機械装置などを囲む箱形の覆い。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*33:【sideline】傍線。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*34:【Bordeaux】色目の名。赤ワインのような色。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*35:【colo(u)r】色。色彩。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*36:〔instrument panel から〕自動車などで,運転席に設けた計器盤。多く,計器や操作スイッチを並べた前面のパッド入りパネル全体をさす。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*37:【leather】なめし革。皮革。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*38:【seat】席。座席。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*39:【floor】床(ゆか)。階。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*40:【mat】床(ゆか)などに敷く敷物。また、布団の下に敷く、弾力性のあるもの。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*41:【vintage】年代物の名品。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*42:【logotype】会社名・商品名などを独特の字体・デザインで表したもの。ロゴ。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*43:【front】正面。前面。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*44:【rear】後ろ。後部。リヤ。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*45:【steering】自動車のハンドル。ステアリング。また、ハンドルの切れぐあい。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*46:【pillar】柱。支柱。また,柱状のもの。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*47:【aluminium】(ラテン語で「明礬」の意の alumen から)金属元素の一種。元素記号 Al 原子番号13。原子量26.98。地殻中に広く多量にアルミノケイ酸塩として存在。銀白色の軽く軟らかな金属で、比重は鉄の3分の1。展性・延性に富む。強固な酸化被膜ができるため常温では腐食しない。酸に弱い。食器・台所用具・建築の材料、軽合金の主成分として広く用いる。軽銀。アルミ。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*48:【plate】板。金属板。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*49:【semi】「幾分」「半」「準」の意。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*50:(automatic transmission)自動車などで、自動的に変速段の切替えを行う装置。自動変速装置。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*51:(litre; liter)リットルの略号(L かつてはl)。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*52:【restaurant(フランス)】西洋料理店。日本では1857年(安政4)頃長崎に、62年(文久2)横浜に開業。洋食屋。レストラント。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*53:【full】いっぱいであるさま。全部。十分。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*54:(和製語 model change)商品のデザインや性能を変えること。型式を変更すること。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)