その油断が命取り!路面電車に起きる人身事故や衝突事故
新幹線の運転手や航空機の操縦士などは男児には人気の職業の一つ。また、速度はそこまで出ないものの、街路を縫うように走る路面電車の運転手も受けがいいようだ。しかし、この動画のように路面特有の危険も随所に潜んでいるから油断大敵だ。
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いきなり線路に割り込む自動車と人
飛ばし過ぎるわけでもなく、街の中をすいすいと走らせている路面電車の運転手。別段心配することは何もないように見える。
しかし、彼らが運転するのは車や自転車が行き交う町中だ。そして、歩行者が大勢いることも忘れてはいけない。
サイドミラー*1はおろか目視確認すらしていない自動車や注意散漫な歩行者が突如横切ることも日常茶飯事。
路面電車は町中を走り、道路交通法*2が適用されるため、専用軌道区間を除いて緩行している。そのため、目を覆いたくなるような衝突こそ、めったにない。それでも、危険予知の範囲を逸脱して自己は防ぎようがない。避けきれずにひいてしまった運転手のつらさは想像を絶するものだろう。
近年再評価されつつある路面電車
日本で最初の路面電車は1895年に京都市内の七条停車場前~伏見町京橋下油掛通間で開通した京都電気鉄道伏見線である。京都での開通以来、名古屋や東京などでも路面電車が敷設され、昭和初期(1925年以降)に最盛期を迎えた。
終戦後(1945年以降)は自動車の急速な普及や地下鉄への転換などもあり、多くの路面電車が廃線になった。しかし、近年では乗りやすさや環境に優しいなどの長所が見直され、路面電車が復活傾向にあるそうだ。
それだけに路面電車絡みの事故が増えてしまえば、復活のともしびが消えてしまいかねない。だから、昔のちんちん電車*3みたいに大きな音を鳴らして走行するのも事故予防には必要かもしれない。
ただし、事故を未然に防げるかもしれないが、夜道を酔歩するおっさんの大音声を許容するかどうかは別儀であろう。
(出典:YouTube)
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