人生は旅だ

よもやま話に花が咲く

思わずうなずく?ありふれた日常生活での失敗やいらいら!

折れて着火できないマッチ

誰もがささいなことにいら立てを覚えてしまうはずだ。その時点では腹の虫が承知しなかったり、歯ぎしりしたりしてしまうものだ。しかし、振り返ってみると、ほとんどは取るに足らないようなことばかり。そんな今なら笑えそうな「あるある」がこちらだ。

2018年3月3日:加筆訂正。

人生はストレスがたまることの連続?

人生において、わずかなことがしゃくに障ることは無数にある。例えばマッチ*1をすろうとしたときに、力み過ぎて折れてしまうのは典型ではないだろうか。これが自分だけなら何も問題ない。ただし、大勢が点火を待ちわびているような場面だと、焦燥に駆られて「むかむか」してしまうはずだ。

パソコン*2の端子にメモリー*3がきっちり刺さらなかったり、シール*4を奇麗に剥がせなかったりも常日頃に頻発する部類ではないだろうか。これらは他人に迷惑を掛けないものの、うまくできなかった自分についつい腹が立ってしまうかもしれない。

できる限り失敗をせずに、いらいらしたくないと感じるのは必然の帰結だろう。しかし、人間が犯す誤りや失敗は避けられないのも事実だ。それも人生の一部と考えられる寛仁大度*5の精神も大切なはずだ。

日々のどじや腹立たしさを取り上げたコメディー

少女の笑顔

何かが思い通りにいかない人を傍観していると、本人が躍起になっていればいるほど、思わず忍び笑いをしてしまうことがある。そんな日々のよくある事柄をコメディー*6として成立させたのが、米国で大人気になったシットコム*7「となりのサインフェルド」だ。

「となりのサインフェルド」は主人公のジェリー・サインフェルドと友人3人を中心に、次々と笑える話が展開されていく。放映が終了してから20年近くたつにもかかわらず、いまだに再放送される人気番組だ。

1話完結型の内容は平生に潜む在り来りの失敗やばかげたことを、愉快痛快に描いている。言い方を変えると、日々のくだらないような出来事を面白おかしくドラマにしたからこそ、たくさんの人が肩の力を抜いて視聴し続けているのだろう。

日々のいらいらや不満の残る出来事も、こんな風に笑いとして昇華できたら最高である。

誰しも過ちを犯す。しかし、そこからしか広がらない、すばらしい人生の情景があることを決して忘れてはならないはずだ。

(出典:YouTube

*1:【match・燐寸】摩擦によって発火させ火を得る用具の一つ。軸木の頭薬(塩素酸カリウム・二酸化マンガン・硫黄など)と、容器などに塗付した側薬(赤燐・硫化アンチモンなど)とを摩擦させて発火する安全マッチが普通。粗面ならどこに摩擦させても発火する摩擦マッチもあるが、今日ではほとんど製造されない。摺付木(すりつけぎ)。福沢諭吉、実業論「就中帽子、洋傘、―の如きは単に輸入品のみを用ひたりしに」。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*2:個人が専有し、小規模の利用に供する小型コンピューター。デスクトップ・ラップトップなどがある。パーソナルコンピューター。PC/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*3:【memory】情報を記憶しておく電子素子、または装置。特に、コンピューターの内部記憶用の装置。メモリ。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*4:【seal】絵や文字などが印刷された、裏に糊の付いた紙片。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*5:寛大でなさけ深く、度量の大きいこと。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*6:【comedy(イギリス)・comédie(フランス)】喜劇。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)

*7:【sitcom】(situation comedy の略)ラジオ・テレビ番組で、ある決まった場で起きる誤解や偶然などの設定によって笑わせるコメディー。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)