わん公の危機察知能力の高さに感心させられる一幕
犬には数知れぬ秀でた能力があるらしい。その一つが、危ない状態を推測して知る能力だ。飼い主やその家族が危険にさらされていると感知できるのだ。そして、誰が飼い主の敵なのか鑑別できるそうだ。この動画は、そんな犬の特長に思いが及ぶ作品である。
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2017年10月24日:用字用語の整理。
テレビ越しの少女の危険に感づいた犬が取った行動
この動画は、犬が映画鑑賞をしているところから始まる。ただ、のんべんだらりと見ているわけではなさそうだ。
ベッドに横たわっていた少女に、えたいの知れない不気味な物体が接近してきた局面で、沈黙を破り怒濤(どとう)のごとくほえまくる。さらに、少女に襲い掛かる一場面で、「わんわん」と鳴いている。
このほえる行為は、不気味な物体を威嚇して撃退するためなのか。それとも、家の中にいる飼い主や家族に救助を要請する意図なのか。それはこのブルドッグに聞いてみないと分からない。
ただ、この犬はテレビの中にいる少女に親近感を抱いたのだろうか。彼女に迫り来る不気味な物体に危機を感じたのだろう。
犬は概して人間に対する忠誠心が高い動物だ。だから、飼い主や飼い主が気を許した仲間にはよく懐く。一方で、飼い主やその仲間に敵意を感ずる人物には慣れ親しまない。
犬は自らが尽くす人物に危害が加えられる可能性を感じ取ると、猛烈にほえたり、かみつき攻撃をしたりして退けようとするようだ。
人間はどうなのか?
犬の突出した能力には一驚したが、果たして人間の場合はどうだろうか。ふと思い出したのが、まだ幼少の頃にテレビで見ていたザ・ドリフターズ主演の「8時だョ!全員集」だ。その喜劇の中で、志村けん氏が背後から迫る悪党に捕まりそうになる。すると、会場にいる子どもたちが一斉に「志村、後ろ。」と繰り返し叫んでいたのだ。
あの有り様から察するに、われわれにも集団で狩りをしていたときのように仲間意識が芽生えていたのかもしれない。そして、危なっかしい状況に陥っている志村氏を救援したかったのだろう。
ただし、すっかり深酔いしてしまい、「お客さん、お金。」と連呼されるのは別問題だ。
(出典:YouTube)
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