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ご主人さまと感動の再会!万感胸に迫るわん公?

久しぶりの再会に大喜びのゴールデンレトリバー犬

犬が飼い主に忠実なのは有名だ。犬はオオカミの突然変異であり、集団で生活する生き物だった。そのため、集団の中での規律を重視する特性があり、集団内の統率者に誠実になるそうだ。ただ、飼い主と長期にわたり対面していない場合はどうなるだろうか。

2017年10月24日:用字用語の整理。

クリスマス休暇で帰省したご主人さま

このわん公の飼い主はアメリカ陸軍に所属しており、クリスマス休暇を利用して帰省した。わん公とは3カ月以上も顔を合わせていないが、自分との再会を歓迎してくれるだろうか。すっかり忘れ去ってはいないだろうか。そんな悪夢が、彼女の頭の中をよぎったかもしれない。

犬がいくら愛情深い動物だとはいえ、3カ月も置いてきぼりを食えば、過去ではなく現在お世話になっている人のみを「奉公」の対象として認識してしまっているかもしれない。彼女の心境を察するに、わん公とつかの間の喜びを共有したい「期待」と、長い間ほったらかしてしまったことへの「不安」が交錯していたのではないだろうか。

実証されたご主人さまとわん公の「きずな」の深さ

寝そべるゴールデンレトリバーの大きい鼻

そんな彼女の不安は、わん公と再会を果たした瞬間に一掃された。わん公はご主人さまの一時帰宅を大いに喜んだのだ。ご主人さまの手や顔をなめたり、体に触れたりして、全身全霊であふれ出る愛情を表現している。柔和な表情だが、鳴き声はまるで「涙声」のように聞こえる。きっとうれし涙なのだろう。

飼い主に忠実な犬で思い出されるのは忠犬ハチ公だ。これまで共に暮らしたご主人さまへの忠節や愛情は、たった3カ月ごときでは色あせない。そんな揺るぎない犬の誠実さを改めて知らされ、思わず目頭を押さえてしまう一場面であった。

さて、人間はどうだろうか。自分や相手の置かれている環境の変化によって、ころころと変節している。犬の行動から教訓を得られるのではないだろうか。

(出典:YouTube