食欲が睡眠欲に勝ることを身をもって実証したわん公
人間には幾つもの欲がある。中でも「三大欲求」と称されるのが食欲・睡眠欲・性欲だ。この三つの欲求は人間だけのものではない。程度の差こそあれど、犬にだってあるのだ。人間であれば、さすがの食いしん坊でも起きてすぐには食べられないのが通例なのだが。
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背中に餌を置かれたわん公
入り口の前で寝そべっているわん公。居眠りなのか熟睡なのかは分からないが、とても気持ちが良さそうだ。このとき横手にいた男性が、往年のジャイアント馬場氏の空手チョップをほうふつとさせる細長い腕で、わん公の背中にそろりとお菓子を置いたのだ。
すると、間髪を入れず反応して、体をねじ曲げながらお菓子をぱくりと食ってしまった。まさか寝ていたとは思えない瞬時の出来事であった。想定をはるかに超える機敏さに、かみ付かれると思ったのか、男性もさっと手を引いてしまうほどだ。
犬の健康と睡眠の関係
冒頭で述べたが、犬にも人間と同じように食欲・睡眠欲・性欲が確認されている。とりわけ睡眠欲を充たすことは犬の健康を保ち続ける上で重要とされているそうだ。
だから、快眠できる環境を用意してやることが、健康に過ごすための不可欠な要素になるのだろう。
具体例を挙げると以下のようなことが大事だそうだ
- 食事の時間を決める
- 就寝時は消灯するか非常灯を使う
- 就寝時はテレビなどの騒音を小さくする
要は人間の「不規則」な日常生活に犬を行き過ぎて巻き込んではいけないということだろう。今や愛玩犬は家族の一員だ。人間も支障のない範囲で習慣の一部を改めてやることが、犬との理想的な付き合い方になるのかもしれない。
ただ、起床してすぐさま食べることが体に毒なのは「犬が西向きゃ尾は東*1」である。
(出典:YouTube)
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*1:当たり前のこと,当然のことのたとえ。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)