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各国の珍味?いいえ、世界のげてもの料理10選に他ならぬ!

フグの物真似をする米国人男性

あなたは風変りな食べ物を抵抗なく受け入れられるだろうか。好奇心の強い人いわく、カエルやワニの肉、台湾の臭豆腐は結構な美味なのだとか。ここでご紹介するのは、世界各国のげてもの料理10品。あなたは、このうちいくつ食べられるだろうか。

2017年10月24日:用字用語の整理。

見た目に強い印象のあるものから地味なものまで勢ぞろい

このプログラムでは、脳みそを皮切りに、初っぱなから気味の悪いものが目白押し。

紹介されたのは以下の10品。

  1. 脳みそのフライを使ったサンドイッチ
  2. 水牛*1のこう丸のフライ
  3. ふ化直前のアヒルの卵を加熱したゆで卵
  4. タランチュラ*2のフライ
  5. カエルの刺身
  6. メジロザメ*3の身を4~5か月発酵したもの
  7. フグ
  8. イタリア・サルデーニャ*4地方の生きたうじ虫入りチーズ
  9. ヤク*5の陰茎
  10. マグロの目玉

日本からもフグ、マグロの目玉が見事にランクイン。フグは外見はぎょろ目だし、独特な形をしているので、見慣れていなければ食するのをひるむかもしれない。日本語でも「フグは食いたし命は惜しし」なる言葉があるぐらいだ。不運なら毒死するのに、食料として認識することを外国人が不思議がるのも無理もない。

異なる習慣や文化を毛嫌いしない

書籍で形成された出入り口

この動画で紹介されている食べ物の多くは、馴染みがなければ不快に感じるかもしれない。食べることを否定する意見も再三再四あるだろう。

しかし、この思考の傾向こそが、異文化やそれに内包される習慣や異なる食生活への非寛容性を示唆するものだ。われわれは彼らが食べているものをけなしたり、ばかにしたりしてはいけない。逆に賞賛する必要もないだろう。そして、礼節として「郷に入っては郷に従う」は覚えておくべきだ。

食レポでは百戦錬磨の彦摩呂氏が動揺している姿を見てみたい気がするのだが。

(出典:YouTube

*1:ウシ科の哺乳類アジアスイギュウを指す。頭胴長2.8メートル,肩高1.8メートルほど。体は暗灰色。角は大きく,三日月状。水辺にすみ,暑い日中は水に入っていることが多い。草食性。アジア原産だが家畜化されて世界中に広まっている。

*2:【tarantula】クモ目オオツチグモ科に属するクモの総称。全世界に約800種が存在する。毒をもつものが多い。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*3:ネズミザメ目メジロザメ科のメジロザメ類の海魚の総称。全長1~3メートル。体形は典型的なサメ型で,目が白い膜におおわれる。攻撃的な性質のものが多い。ヨゴレザメ・クロトガリザメなど。日本近海の暖海に八種が分布。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*4:【Sardegna】地中海西部の島。イタリア領。面積2万4千平方キロメートル。中心都市カリアリ。コルクがしを産するほか,鉄・亜鉛などの地下資源が豊富。英語名サルジニア。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*5:【yak】ウシ科の哺乳類。肩高1.8メートル 内外。ウシに似るが,肩が隆起し,体側から腹面にかけて非常に長い毛が生え,尾にも長毛がある。雌雄とも角をもつ。野生種は黒茶色だが,家畜化されたものはさまざま。肉・乳を利用し,運搬用に使う。野生種はチベットと中国西部の4000メートルをこえる高地に分布し,草や地衣類を食う。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)