綱からぶら下がっているゴムまりを見た羊の反応は?
日常において見慣れないものをふと見掛けたら、一体どうするだろうか。好奇心にかられて接近を試みたり、警戒心から足早に立ち去ったり、高みの見物を決め込んだりと反応は三者三様だろう。どうやらそれは羊の場合でも当てはまりそうだ。
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2017年10月24日:用字用語の整理。
羊が怒濤(どとう)の突進?
この動画の趣旨は山道の真ん中で綱を引いて、吊るされているゴムまりに遭遇したときの羊の反応を観察するものだ。
他の3頭はゴムまりをよけて、並み足で通り過ぎたり、駆け抜けたりしている。ただ、柄のでっかい雄の1頭は目の前にあるゴムまりが余っ程しゃくに障ったのだろうか。助走をつけてゴムまりに頭突きをくらわす。反動で戻ってきたところを再びぶちかます。他の仲間を気にする素振りを見せずに、一心不乱に突進を繰り返している。
ゴムまりの前に割り込んだ仲間が一瞬危ぶまれるも、ちゃんと手加減して頭突きをしているようで大事には至らなかったみたいだ。
羊の習性
羊は群れで行動し、群集からはぐれて1頭だけになることを、極度に怖がる習性があるらしい。さらに、ひどくなると混乱状態に陥ることも確認されているのだとか。
それが事実ならば、群れから離脱して、ゴムまりを相手にし始めた羊について説明が付かない。今は無我夢中で周りにお構いなしだが、我に返ったときに「特有の性質」が表れるのだろうか。
人間でも遠足などの集団行動の際に、勝手に単独行動をする子どもがいる。この羊も冒険家ならぬ「冒険羊」なのだろうか。それとも、ただ協調性が欠落している「若輩者」なのだろうか。
この羊が反動で跳ね返ってくるゴムまりを反撃と見なしているなら、この闘いは「ラムネ*1」でも飲んで気を静めないと、収束に向かわないかもしれない。
(出典:YouTube)
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*1:〔「レモネード」の転とされる〕清涼飲料水の一。水に炭酸ガスを混ぜ,シロップと香料を加えたもの。ビー玉を栓にした瓶に詰める。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)