楽曲が最も盛り上がる部分のごう音!それに反応した異音?
音楽でもダンスでも静寂の時がある。これから最高潮を迎えるために、準備しているかのような時間だ。ひっそりした中にも緊迫した空気はしっかりと保たれ、観衆は感動を心待ちにしている。ところが、その前に度肝を抜かれた出来事があったのだ。
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2018年1月18日:用字用語の整理。
想定外の爆音と悲鳴
あるオーケストラ*1のコンサート*2の一幕だ。演奏は「静から動」へ移ろおうとしている。かすかに聞こえる音とともに指揮者が持つ指揮棒の動きも緩やかになっている。
静まりかえった時間が終わり、演奏者たちは来る「動」へのために一斉に楽器の準備し始める。そして、一気に振り下ろされた指揮棒を合図に力強い演奏が始まる。
ところが、聴衆の一人が自らの予想をはるかに超えるとどろく音に思わず「わあ」と悲鳴を上げてしまう。これには演奏者たちもたまらず、笑顔を隠しきれないご様子だ。また、聴衆たちも思わぬ「楽器」の参加に吹き出してしまっている。
ただし、口元はほころんでしまっているが、そこは楽器に熟達した人たちだ。演奏が大きく乱れさせることはない。そして、不運にも「主犯」となってしまった指揮者は機知に富んだしゃれでちらっと後ろを振り返り、さらに聴衆を沸かせていた。
思い掛けない出来事が起きたときに大切なのは?
偶発的な事件というのは時と場所を選ばずにやって来るものだ。こわもての部長が説教をする場面で、いびつな音のおならをしてしまうのも一例だろう。張り詰めた空気だけに高笑いするわけにもいかず、せいぜいせき払いで笑顔をごまかすのが関の山のはずだ。
しでかしてしまった方もその場に居合わせた方も、予期せぬ出来事に振り回されることなく、やるべきことを淡々とこなさなければならない。
仮にオーケストラであれば、物音がしようとも突如野良犬が乱入しようとも、目先の演奏を何事もなかったかのように完遂するのが「玄人の仕事」といえるだろう。
現在社会を生き抜くには全てに過剰反応するよりも、少々の「鈍感力」を持っていた方が適していると感じる今日この頃である。ただし、優先順位を見誤ると命取りになるので用心したいものだ。
ちなみに、運転免許証の更新忘れは「鈍感力」ではなく、単なる「うっかり者」である。
(出典:YouTube)
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