人生は旅だ

よもやま話に花が咲く

ワシになったつもりで空から連なる山々を見下ろしてみよう

大空から大地を見下ろすワシ

大空を舞う鳥たちからは大地がどのように映っているのだろうか。最近はドローンによって高所からの様子を楽しむことができるが、まだまだ鳥のような臨場感を再現するまでには至っていない。ここではワシになった気分でアルプス山脈を眺めてみよう。

2018年3月7日:用字用語の整理。

鳥瞰(ちょうかん)した風光明媚(めいび)なアルプス

この動画ではアルプス*1の山々を悠々と飛翔(ひしょう)しているワシになった気分で真下にある山や谷や盆地の広大さと美しさを堪能できる。

どのような技術を用いて撮影がなされたかは、さして大切ではないはずだ。ひたすらワシになった心地で目の前の景色にのめり込むのも一興だろう。

機械では表現することができない、動物独特の高低や速度や旋回などが、あたかもその場にいるような感覚をかき立てているのかもしれない。

実生活でも鳥になれるだろうか?

山と空を背景に遠くを眺めるワシ

われわれは別段ドローン*2を使わなくても、実社会において高所を移動しながら景色を楽しむことができる。

ヘリコプター*3でも可能だが高額なので置いておき、ロープウエー*4に乗って小高い所から山紫水明の山や街並みを望むことができる。言わずもがな見渡す限り遮断するものがない鳥には程遠いが、おおよその雰囲気は味わうには申し分ないだろう。

返す返すもアルプスの山々の雄大さに感嘆するばかりだ。ワシのように高く舞い上がり、普段の生活では入り込めないアルプスの山々を眺めることができたら、どんなに素晴らしいことかと空想してしまう。そして、1日数百キロメートルを縦横無尽に滑翔(かっしょう)できたらと胸が躍ってしまう。人間が一度は抱くローマン的*5な夢なのかもしれない。

「ばかと煙は高い所が好き」と突っ込まれたら困るのだが、和して同ぜず'*6が「いいぐる*7」だ。

(出典:YouTube

*1:【Alps】フランス・スイス・イタリア・オーストリアの国境に連なって東西に走る新期褶曲(しゆうきよく)山脈。長さ約1000キロメートルで,西は地中海沿岸から東はウィーンの近くにまで達する。最高峰モンブラン(海抜4807メートル)をはじめマッターホルン・ユングフラウ・アイガーなど,4千メートル 級の高峰がそびえる。南北ヨーロッパを分ける大分水界をなし,氷食地形が多く世界的な観光地。別名,アルペン(ドイツ),アルプ(フランス),アルピ(イタリア)。〔「亜力伯」とも当てた〕/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*2:【drone】無線で遠隔操作される無人の飛行物体。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*3:【helicopter】機体の上に大型のプロペラ状の回転翼をもつ航空機。垂直の上昇・降下や前進後退・空中停止などが可能。ヘリ。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*4:【ropeway】〔ロープウェイ・ロープウェーとも〕空中に張り渡した鋼鉄の綱に運搬器をつり下げ,物や人を運ぶ施設。空中索道(さくどう)。架空索道。索道。空中ケーブル。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*5:現実離れしていて甘美なさま。空想的で波乱に満ちたさま。情熱と理想にあふれたさま。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*6:〔論語子路〕人と仲よく交際はしても,おもねって自説を曲げるようなことはしない。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*7:〔もと,「ぐるぐる」と輪になっているの意〕悪いことをする仲間。悪だくみの相棒。一味。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)