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大規模なドミノ倒しは想像力とびっくり仰天の宝庫!

色鮮やかな棒を利用したドミノ倒し

ドミノ倒しが流行したのは今から30年くらい前だろうか。本式ではなくとも将棋の駒などを転用して遊んだり、自転車がばたばたと倒れてしまったりしたことがあるやもしれない。広い世界に目をやると「ドミノ倒しのとりこ」になった猛者がいるようだ。

超絶難度の仕掛けの数々

まず、このドミノ倒しの規模の大きさがすさまじい。また、平面上に円を描くように並んだドミノを倒したり、転がってきたボールの勢いを生かしたりするのは特に物珍しさはないが、それだけじゃない。平面だけにとどまらず、上から「ドミノはい*1」が落下して一斉に倒れるなど高さも存分に活用されているのだ。

奇想天外な仕掛けがひっきりなしに続き、「おお」と感心してしまう。一見無秩序に倒されたかのような「ドミノはい」が実は緻密に計算され尽くしている。一部の「ドミノはい」が倒されたのをきっかけに次の「からくり」が始まるところなど、「そう来たか」と着眼点と発想力に嫉妬してしまうほどだ。

糸でくくられている「ドミノはい」が引っ張られ、その力を応用して連鎖させるなんて、なかなか考えの及ばない技巧ではないだろうか。

大切なのは想像力を育む習慣を身に着けること

ひらめきを表す電球の明かり

過去にドミノ倒しを題材にしたTVの特番が存在していた。うろ覚えだが、故大橋巨泉氏や北野武氏が出演していた「ギミア・ぶれいく」と呼ばれるバラエティー*2番組で、「ドミノ倒し挑戦」という単発で行われる一部分だったはずだ。

番組内では難癖を付けないと気が済まない大橋氏や、すぐにちゃかしたり下ねたを繰り出したりする北野氏であった。ところが、このときばかりはうまく倒れるかを期待してか、食い入るように見ていたのを覚えている。

これだけの着想にあふれている本動画の制作者の想像力がうらやましい限りだ。ただし、その想像力を手にするには、常に何かから着想を得る習慣や得た着想を何かにまとめておく工夫も必要なようだ。お風呂に入っているときや就寝前に思い付くことが多いそうなので手控えを用意するのもいいかもしれない。

いざというときに想像力を引き出せるように、育む努力をしてみるのも良さそうだ。

ただし、あまりにも想像力が豊か過ぎて、常に「にやにや」していたら、単なる変態になりかねないが。

(出典:YouTube

*1: ゲームに使う,紙片やこま。ふだ。「骨牌・紙牌」/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)

*2:【variety】視聴者を楽しませるためのさまざまな要素を盛り込んだテレビの娯楽番組。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)