人生は旅だ

よもやま話に花が咲く

飼い主の体調が突然悪化!わん公が取った行動とは?

飼い主を必死になって助けようとする飼い犬

愛玩動物の中でも、飼い主に対する忠誠心が高いと評される犬。とはいえ、愛犬も該当するかどうかは不透明だ。そこで、飼い犬がどれだけ飼い主を意に介するかテスト試験をしてみることに。果たして衝撃の結末を迎えることになるのだろうか。

愛犬の前で苦しみ倒れる飼い主

愛犬ペニーの飼い主は考えた。「もし私が突然死んだら、ペニーはどんな反応をするだろうか」

そこで、飼い主は一芝居打つことに。ペニーの目前で苦痛の表情に顔をゆがめ、もだえ苦しみながら胸部を手で押さえて前のめりに倒れた。主演男優賞には程遠い「くさい演技」だが、これくらい大げさな方がわん公にとっては理解しやすいかもしれない。

序盤は変事を全て把握できず、根城のソファ*1から起き上がり、飼い主の周りをとぼとぼと歩くペニー。ただし、何かおかしいことはうすうす感じていたはずだ。その証拠に一度はソファに戻るものの、決して落ち着いて横になろうとはせず、動かない飼い主の様子を直視している。

ついに事態の深刻さに気付いたペニー。すぐさまソファを離れて飼い主に駆け寄る。そして、飼い主の顔を頭でつついたり、体を回転させてぶつけたりして、意識を取り戻そうと必死の行動を何度も何度も続ける。

ペニーの一生懸命を目の当たりにした飼い主の不安は安心に変わったはずだ。そして、感動したに違いない。次の瞬間に飼い主は「生き返り」、ペニーに愛情のお返しとばかりに熱い抱擁がなされた。ペニーも体全体を使って、再開を果たした喜びを隠しきれない様子だ。

一方、その光景を座視していた愛猫との温度差が非常に面白い。

愛犬の信頼関係が分かる六つの基準とは?

笑顔でこちらを見詰める柴犬

犬種や育った環境によっては警戒心が強く、信頼関係を築くのに時間がかかる場合も多いそうだ。そこで、一つの目安として、飼い主に対する愛犬の信頼度が判別できる六つの基準を参考にしてもらいたい。

  1. お腹を見せて甘える。
  2. 飼い主に寄り掛かって寝る。
  3. お尻を飼い主にくっつけてくる。
  4. 散歩の時に飼い主より前を歩かない。
  5. 飼い主をじっと見つめる。
  6. 名前を呼んだだけで言うことを聞く。

一方、いったん信用すると、ひたすら愛情を示してくれるのも犬のすばらしい特長。上記の1~6だけでなく、さまざまな愛情で飼い主への忠誠を表現してくれるはずだ。

もし、ペットからの信を得ているか確認すべく、死んだふりをするなら、気を付けてもらいたいことがある。それは一度切りにすべきということだ。なぜなら、面白がって何度もしていると、オオカミ少年のようになってしまうからだ。

そして、あの猫のように「しらけたまなざし」を向けられるのが落ちだろう。

(出典:YouTube

*1:【sofa】背もたれがあり、クッションの利いた長椅子(ながいす)。ソーファ。/出典:広辞苑 第七版(岩波書店 2018年)