飼い主のきつい一発にたまげる「わん公」からの学び
犬といえば鼻が利くことで有名だ。それもそのはず、嗅覚細胞の数が人間の約500万個に対し、犬は約2億個だ。単純計算で人間の40倍近く嗅覚が発達していることなる。そして、犬にも苦手な臭いがあるそうだ。これからご紹介する臭いは果たしてどうだろうか。
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2017年10月24日:用字用語の整理。
ソファに横たわるご主人から「あれの音」が響き渡る
犬に関する文献検索をしたところ、酢、アルコール、たばこの臭いが嫌いらしい。これらの強烈な臭いを嗅ぐと顔を背けたり、その場から離れるだけでなく、アレルギーを起こしてしまうこともあるそうだ。
また、マニキュアを落とす除光液*1も、含有する揮発性物質が犬にとっては刺激があり、逃げ出してしまうことが多いのだとか。
人間と犬は忌避する臭いが共通
このわんちゃん、ご主人に構ってもらいたくて、足を小突いたり、甘がみしたりしながら誘い水を出しているようだ。ところが、予想外の展開で、ご主人が鈍い音とともに一発放つ。
どれくらい強烈だったかは計り知れないが、くんくん嗅いでから、一呼吸置くしぐさを見る限り、度胆を抜かれたに違いない。すたこらさっさと逃げようとしている。
犬はおならの臭いも嫌うらしい。こんなごく当たり前のことを改めて実感した瞬間だった。
人間にとって不快な臭いは、犬にとっても同様なのだ。いや、人間とは比べ物にならない嗅覚を持つ犬にとっては、想像を絶する苦痛だったかもしれない。
これが動画を「犬学」した収穫である。
犬のために焼き芋を食べない方が「けんめい」かもしれない。
(出典:YouTube)
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*1:マニキュア・ペディキュアを取り除く溶剤。除去液。エナメル-リムーバー。/出典:スーパー大辞林3.0(三省堂 2014年)